無職から仕事を探す順番と公的な支援

制度・相談先の確認日:2026年10月7日更新日:2026年10月9日

まず結論

  • 仕事探しの前に、雇用保険を受けられるか、生活費と住まいがもつかを確認します。足りなければ、自立相談支援機関にも並行して相談できます。
  • ハローワークの求職申込みは、来所とオンラインの2通りです。来所で登録すると、職業紹介や応募書類の作成、面接のアドバイスなどの支援があります。
  • 技能を身につけたいときは、公的職業訓練(ハロートレーニング)があります。受講料は原則無料で、テキスト代は自己負担です。
  • 雇用保険を受けられない人は、求職者支援制度で、要件を満たせば月10万円の給付金を受けながら訓練を受講できる場合があります。
  • 雇用保険を受けている人は、応募の経路に注意します。オンライン自主応募で決まった就職は再就職手当の対象外で、給付制限を受けた人は、待期後1か月の間はハローワークなどの紹介による就職であることが要件です。

仕事探しを急ぐあまり、使える手当や支援を取りこぼすことがあります。生活の土台を確かめてから、公的な支援を順番に使っていきましょう。

今すぐ確認すること

  • 前の仕事で雇用保険に入っていたか(入っていた人は、先に基本手当の手続きをします)
  • 生活費があと何か月もつか。家賃や公共料金の支払いに困っていないか
  • 病気やけがで、今すぐ働くのが難しい状態ではないか
  • 働ける時間・場所・体力などの条件
  • 身につけたい技能や、取りたい資格があるか
  • ハローワークで求職申込みをしたか

仕事を探す順番

  1. 1生活の土台を確かめる雇用保険を受けられる人は、先にハローワークで手続きをします。生活費や家賃が足りないときは、自立相談支援機関にも並行して相談します。
  2. 2ハローワークで求職申込みをする来所かオンラインで申し込み、職業相談を受けます。
  3. 3必要なら職業訓練を検討する技能を身につけてから就職したいときは、公的職業訓練を検討します。
  4. 4応募・面接に進む雇用保険を受けている人は、応募の経路によって再就職手当の対象外になる場合があるので、下の注意を確認します。

雇用保険の手続きの流れは、失業したら最初にすることで説明しています。

ハローワークの使い方:来所とオンラインの違い

求職申込みは、ハローワークに出向いて手続きする方法と、自宅のパソコンなどから申し込む方法があります(出典:厚生労働省(ハローワークインターネットサービス)「求職申込み手続きのご案内(ハローワークインターネットサービス)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

来所で登録オンラインで登録(求職者マイページ)
主にできること求人情報の提供、職業紹介、応募書類の作成、面接のアドバイスなどの就職支援求人情報の検索やオンライン自主応募など、自分で進める就職活動(一部機能に制限あり)
職業紹介ハローワークで紹介を受けるハローワークで職業相談をしている人は、オンラインでも職業紹介を受けることができる

(出典:(出典:厚生労働省(ハローワークインターネットサービス)「求職申込み手続きのご案内(ハローワークインターネットサービス)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)(出典:厚生労働省「ハローワークのオンラインサービスのご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日))

オンラインで登録した人は、初めて来所したときに、2次元バーコードか求職番号を見せます(出典:厚生労働省(ハローワークインターネットサービス)「求職申込み手続きのご案内(ハローワークインターネットサービス)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。雇用保険の受給手続きなど、住所を管轄するハローワークに行く必要がある手続きもあります(出典:厚生労働省「ハローワークのオンラインサービスのご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

雇用保険を受けている人は、応募の経路に注意

オンライン自主応募は、ハローワークによる職業紹介に当たらないため、そこで決まった就職は再就職手当などの対象になりません(出典:厚生労働省「ハローワークのオンラインサービスのご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

また、離職理由による給付制限を受けた人(正当な理由のない自己都合退職など)は、待期が終わってから1か月の間は、ハローワークか許可・届出のある職業紹介事業者の紹介で就職したことが、再就職手当の要件の一つです(出典:厚生労働省「Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。この間に、紹介を受けずに求人へ直接応募して決まった就職は、この要件を満たしません。

再就職手当を考えている人は、応募の前に、ハローワークで紹介を受けられるか相談してください。

職業訓練(ハロートレーニング)を使う

ハロートレーニングは、希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識を身につけるための公的な制度です。受講したいときは、ハローワークに相談します(出典:厚生労働省「ハロートレーニング(公的職業訓練)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

訓練のコースは地域ごとに違います。選考があるかどうか、テキスト代がいくらかは、コースごとにハローワークで確認してください。

訓練中に受け取れるもの

立場訓練中に受け取れるもの
雇用保険を受けている人基本手当に加えて、受講手当(日額500円・上限あり)と通所手当(上限あり)
雇用保険を受けられない人要件を満たせば、職業訓練受講給付金として月10万円の受講手当と、通所手当(月上限42,500円)、寄宿手当(月10,700円)

(出典:(出典:厚生労働省「職業支援・給付金などについて知る(ハロトレ特設サイト)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日))

自己都合で辞めて給付制限がある人が、2025年4月以降にリ・スキリングのための教育訓練などを受けた(受けている)場合に、給付制限が解除される仕組みがあります(出典:厚生労働省 群馬労働局・ハローワーク「「給付制限期間」が短縮又は解除されます~令和7年4月1日から適用~(リーフレット)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。対象となる訓練や受講の時期の要件は、ハローワークで確認してください(出典:厚生労働省「令和7年4月以降に教育訓練等を受ける場合、給付制限が解除され、基本手当を受給できます」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

求職者支援制度の要件

雇用保険に入っていなかった人や、雇用保険の受給が終わった人、フリーランス・自営業を廃業した人などのための制度です。要件を満たせば、給付金を受けながら訓練を受講できる場合があります。収入が一定額以下のパートタイムで働きながら、正社員への転職を目指す人なども、制度の対象として挙げられています(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。働いている人も、給付金を受けるには下の要件を満たす必要があります。

給付金を受けるための主な要件

  • 本人の収入が月8万円以下
  • 世帯全体の収入が月30万円以下
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下
  • 今住んでいるところ以外に、土地・建物を持っていない
  • 訓練の実施日すべてに出席する(やむを得ない理由がある場合でも8割以上)
  • 同じ世帯に、同時に給付金を受けて訓練を受けている人がいない
  • 過去3年以内に不正受給をしていない
  • 過去6年以内に職業訓練受講給付金を受けていない

(出典:(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日))

(出典:(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日))

古い要件に注意してください

ネット上のまとめ記事には、世帯収入の要件を以前の基準や過去の特例のまま載せているものがあります。この記事は、2026年10月7日に確認した厚生労働省のページの要件(世帯全体の収入が月30万円以下)で書いています。申し込む前に、ハローワークで最新の要件を確認してください(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

給付金の要件を満たさない場合でも、訓練だけを受講できる場合があります。申込みはハローワークです(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

雇用保険を受けている人の注意点

すぐに働くのが難しいとき

よくある質問

雇用保険を受けていなくても、ハローワークを使えますか

使えます。求職申込みは、来所でもオンラインでもできます(出典:厚生労働省(ハローワークインターネットサービス)「求職申込み手続きのご案内(ハローワークインターネットサービス)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。雇用保険を受けられない人向けの求職者支援制度も、申込みはハローワークです(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

職業訓練にお金はかかりますか

受講料は原則無料ですが、テキスト代は自己負担です(出典:厚生労働省「ハロートレーニングについて知る(ハロトレ特設サイト)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。テキスト代の金額はコースによって違うため、申し込む前にハローワークで確認してください。

訓練を受ければ、求職者支援制度の給付金は受け取れますか

受け取れるとは限りません。本人や世帯の収入・資産、出席などの要件があり、要件を満たすかどうかで判断されます(出典:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。要件を満たさない場合でも、訓練だけを受講できる場合があります。

オンラインで応募した方が早いですか

自分のペースで応募できますが、雇用保険を受けている人は、オンライン自主応募で決まった就職が再就職手当などの対象になりません(出典:厚生労働省「ハローワークのオンラインサービスのご案内」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。また、離職理由による給付制限を受けた人は、待期が終わってから1か月の間は、ハローワークなどの紹介で就職したことが再就職手当の要件の一つです(出典:厚生労働省「Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。来所で登録すると、応募書類の作成や面接のアドバイスなどの支援もあります(出典:厚生労働省(ハローワークインターネットサービス)「求職申込み手続きのご案内(ハローワークインターネットサービス)」(外部サイト・新しいタブで開きます)/確認日 2026年10月7日)。

次にやること

無料ツール:今日やることリスト

困っていることを選ぶと、「今すぐ」「今日」「3日以内」「今週」「今月」の順にやることを並べます。

今日やることリストを使う

公式の相談窓口

相談先

  • ハローワーク(公共職業安定所)

    求職の申込み、職業相談・紹介、雇用保険(失業したときの給付)の手続き、職業訓練の相談ができます。

    連絡
    住所地を管轄するハローワークに来所。求職の申込みは自宅のパソコン等からもできます。
    窓口
    住所地を管轄するハローワーク

    公式ページで確認する(外部サイト・新しいタブで開きます)(情報の確認日:2026年10月7日)

  • 自立相談支援機関(生活困窮者の相談窓口)

    お金が足りない、家賃や税金・公共料金が払えない、仕事がない、住むところがないなど、生活の困りごとをまとめて相談できる窓口です。家族など周りの人からの相談も受け付けています。

    連絡
    住んでいる市区町村の窓口に電話または来所。窓口に行くのが難しい場合は、電話やメールで問い合わせられる場合があります。
    窓口
    住んでいる市区町村(全国の窓口一覧から探せます)
    費用
    相談無料・秘密厳守

    公式ページで確認する(外部サイト・新しいタブで開きます)(情報の確認日:2026年10月7日)

番号や受付時間は変わることがあります。かける前に公式ページで確認してください。

関連ツール

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公的情報源

制度確認日:2026年10月7日。この日に上の公的情報源を確認して書いています。制度は改正されることがあり、自治体ごとに違う部分もあります。利用できるかどうかは、各制度の窓口で確認してください。

誤りに気づいたら訂正ポリシーの方法でお知らせください。